Introduction

再び夢を追う不器用な父親たち。
重松清の感動の物語がまたひとつ誕生する。
主題歌は浜田省吾の10年ぶりの新曲「夢のつづき」

元高校球児が再び甲子園を目指す実在の大会<マスターズ甲子園>を舞台に描かれた映画『アゲイン 28年目の甲子園』が完成した。

原作は、ドラマ「とんび」(TBS/13)で日本中を感動の渦に包んだ、直木賞作家であり2006年よりマスターズ甲子園の応援団長もつとめている重松清の最新作「アゲイン」(集英社「小説すばる」連載)。

主題歌は、マスターズ甲子園大会テーマソングを提供している浜田省吾の10年ぶりの新曲「夢のつづき」。書き下ろしとしては初になる映画主題歌が、物語のその先へと優しく導いてくれる。音楽は、プロデューサー、作曲家、演奏家として活躍する梁邦彦が担当している。

監督・脚本は『風が強く吹いている』(09)で日本映画批評家大賞新人監督賞・作品賞を受賞した大森寿美男。その確かな演出力で、力強くも彩りのある表情豊かな人間ドラマをスクリーンへと映し出す。

46歳の元高校球児・坂町晴彦役には、「最後から二番目の恋」シリーズ(CX/12、14)での好演が記憶に新しい中井貴一。亡き父の思いを辿る娘の美枝役には、ドラマ「BORDER」(EX/14)でヒロインを演じた波瑠(はる)が抜擢された。そして元ピッチャー・高橋役に柳葉敏郎、元野球部のマネージャー・裕子役に和久井映見と実力派の共演が実現。「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS/14)で脚光を浴びた工藤阿須加や、『愛の渦』(14)の門脇麦など注目の若手俳優もさらに魅力を添えている。

撮影は2013年11月23日にクランクイン。クライマックスの野球シーンは12月21日、22日、実際に甲子園球場を使用して行われた。

遠い過去の青春の悔いを乗り越えていく映画『アゲイン 28年目の甲子園』。人生に新たな一歩を踏み出す勇気をくれる日本映画の傑作が誕生した。1月17日、全国公開。

マスターズ甲子園とは?

高校野球部のOB/OGが、世代、性別、甲子園出場経験の有無、元プロ・アマチュアなど、キャリアの壁を超えて出身校別にチームを結成し、すべての元高校球児の憧れである「甲子園球場」を再び目指すための大会。2004年、神戸大学発達科学部に大会事務局が発足し、第1回大会は19歳から75歳までの379名が参加。第2回大会から星野仙一氏が名誉会長に就任し、続く第3回大会には作家・重松清が応援団長に。アーティスト・浜田省吾が大会テーマソング「光と影の季節」、甲子園キャッチボール親子編・プログラムテーマソング「I am a Father」を提供するなど、年々その規模を拡大している。過去には元読売ジャイアンツの駒田徳広や、元テキサス・レンジャーズの福盛和男らもプレーしている。現在の加盟校数は全国34 都道府県、489校(2014年9月25日時点)となっており、まさに全国の元高校球児たちの第二の夢の場所となっている。

今年で11回目となる本大会。毎年、試合以外にも”甲子園キャッチボール 親子編・旧友編”と題して、大会出場者が、家族、旧友など、大切な人と甲子園のグラウンドでキャッチボールを行うプログラムを開催しているが、2014年大会に限り、映画公開記念として誰もが参加できる”特別編”を実施。この大会、この球場が、元高校球児にとっての憧れとしてだけでなく、その他日本中すべての人々にとって特別な空間であり続けていくことだろう。