Cast

中井貴一Kiichi NAKAI

中井貴一

坂町晴彦(46)

スポーツ新聞社に勤めるバツイチのサラリーマン。川越学院高校野球部の元キャプテンで、現在は野球と距離を置いている。当初、マスターズ甲子園への出場に消極的であったが、美枝がきっかけとなりかつての仲間と触れ合い挑戦を決意する。その中で一人娘の沙奈美からずっと逃げていたことに気付かされ、再び笑顔を取り戻すために過去に向き合う。

Comment

最初にこのお話をいただいたとき、野球素人の私には無理だと思いました。ただ野球はあくまで背景に流れているもので、この映画はそれ以上に人間ドラマでした。監督に「とにかく中井さんには心を演じてもらいたい」と言われ、やらせていただくことになりました。何か重い出来事を明るく前向きに受け止めるのが、この映画の中での大人の受け入れ方。そんな大人の心にある、それぞれが持っている熱いものを思い出して欲しい。そんな映画です。

Profile1961年9月18日、東京都出身。1981年に映画『連合艦隊』でデビュー。同作品で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な映画出演作に『梟の城』(99)、『壬生義士伝』(03)、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(10)、『プリンセス・トヨトミ』、『ステキな金縛り』(11)、『柘榴坂の仇討』(14)など多数。

波瑠HARU

波瑠

戸沢美枝(21)

マスターズ甲子園事務局でボランティアをしている女子大生。震災で父を亡くしている。遺品の中に、27年間出されることのなかった年賀状の束を見つけ、その宛先を頼りに坂町たち、川越学院高校野球部OBと出会う。かつて父のいた野球部と共に甲子園を目指し、父の想いと年賀状に秘められた真実を知っていく。

Comment

凄い先輩方に囲まれて、安心感があるのも勿論ですが同時にプレッシャーでもあり必死でした。野球のチームプレーをはじめ、大人の人たちがひとつの目標に向かって進んでいく姿がまぶしくて胸を打たれました。私が脚本を読んだときの感動を、今度は観ている人に伝えたい。夢や憧れから離れてしまった人を、またその場所に結びつけるキッカケになる、そんな世代を超えた青春の架け橋になることが出来て本当に嬉しいです。

Profile1991年6月17日、東京都出身。2006年にTVドラマ「対岸の彼女」(WOWOW)でデビューし、2012年よりファッション誌「non-no」の専属モデルとしても活動中。2014年にはヒロイン役を演じた「BORDER」(EX)で高視聴率を記録する。主な出演作に『ガール』(2010)、『みなさん、さようなら』、『潔く柔く』(2013)、『GODZILLA ゴジラ』(14/日本語吹き替え)など。

和久井映見Emi WAKUI

和久井映見

立原裕子(46)

川越学院野球部・元マネージャー。高校3年の県予選決勝を前にして、ある事情から姿を消していた。マスターズ甲子園へと挑むことになった坂町から手紙を貰ったことで、自らも28年前の真実と向き合い、美枝と川越学院野球部OBチームの前に現れる。

Comment

球場シーンの撮影では、皆さんのユニフォーム姿が本当にまぶしかったです。野球と、そこに関わる方への敬意や誇りが存在する瞬間を何度も目撃しながら、ひそかに感動していました。実は、それは私達の身の周りのどんな世界にも重なるというか…。誰もが様々なことを抱え時間を積み重ねながら生きていて、それでもまた前へと歩み出していく、この作品の中で、皆さんと一緒にこの現場にいられたこと、とても幸せでした。

Profile1970年12月8日、神奈川県出身。1991年に『息子』、『就職戦線異状なし』で、日本アカデミー賞新人賞、最優秀助演女優賞を受賞。1993年『虹の橋』では同賞最優秀主演女優賞を受賞。最近の映画出演作に『大奥』(2010)、『プリンセス・トヨトミ』(2011)、『ロボジー』(2012)など。大森寿美男初監督作『風が強く吹いている』(2009)には声での出演。

柳葉敏郎Toshiro YANAGIBA

柳葉敏郎

高橋直之(46)

強気で血の気の多い川越学院野球部の元エース。プロを目指していた為、甲子園出場には 人一倍の想いがあった。現在はリストラにあい就職活動中。美枝の訪問をきっかけに28年 前の事件を逃げ道にしていたことに気付かされ、マスターズ甲子園への挑戦を決め、坂町 や他のチームメイトも出場させようと熱く背中を押す。

Comment

野球映画に出られたのでいつ死んでもいいです!久しぶりにメンバーが揃い、かつて同じ目標にしていた “甲子園”を目指すという、また新たな中年の青春を味わっています。決して自分の思い通りにはいかず、つまずいたり引きずったりしながら、何かをキッカケにまた明日に向かっていくという、とてもヒューマンな部分を描いているので、野球にも忠実に信念を持ってやっていけば間違いなく良い作品になると信じています。

Profile1961年1月3日、秋田県出身。1984年、劇男一世風靡“セピア”で路上パフォーマンスを繰り広げ話題を呼んだ。『南へ走れ、海の道を! 』(1986)で日本アカデミー賞新人賞を受賞し、『踊る大捜査線』シリーズ、『北の零年』、『ローレライ』(2005)、『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2011)などに出演。

門脇麦Mugi KADOWAKI

門脇麦

沙奈美

坂町の一人娘。幼い頃はよく坂町と庭先でソフトボールの練習をしていた。坂町との関係はぎこちなく、両親の離婚以来、母の再婚相手と暮らしていたが今は家を出て恋人と同棲している。久しぶりに会いに来た坂町に対し素直に心を開けず、つい辛く当たってしまう。

Profile1992年8月10日、東京都出身。2011年、「美咲ナンバーワン!!」(NTV)にてデビュー。『スクールガール・コンプレックス』(13)で初主演を飾ると、翌年大胆な濡れ場に挑戦した『愛の渦』(14)で大きな話題を呼んだ。主な出演作に「ブラック・プレジデント」(CX/14)、『闇金ウシジマくん Part.2』(14)など。

太賀TAIGA

太賀

松川典夫

坂町達のチームメイトで美枝の父。離婚してからは、美枝と離れて暮らしていた。明るく野球部のムードメーカ―だったが、自らの暴力事件によりチームの甲子園への夢を断ってしまう。それから27年間、毎年チームメイトに年賀状を書きながらも出さずに11年の大震災で亡くなる。

Profile1993年2月7日、東京都出身。2006年のデビュー以来、『バッテリー』(07)、『真夏のオリオン』(09)、『孤高のメス』(10)など、様々な作品に出演。2012年、『桐島、部活やめるってよ』での好演が話題となる。近年の出演作に『MONSTERZ モンスターズ』、『私の男』(14)など。

工藤阿須加Asuka KUDO

工藤阿須加

坂町晴彦 28年前

川越学院野球部のキャプテン。県予選の決勝戦前夜、ノリの起こした事件により甲子園への夢を断たれた。キャプテンとしての責任感が強く、高校を辞めて地元に帰っていたノリに事情を聞くため一人で会いに行く。

Profile1991年8月1日、埼玉県出身。父親は元プロ野球選手の工藤公康。2012年、「理想の息子」(NTV)でデビュー。「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS/14)で一躍脚光を浴びる。主な出演作に『悪の教典』(12)、「八重の桜」(NHK/13)、「ショムニ2013」(CX/13)、『百瀬、こっちを向いて。』(14)など。

西岡德馬Tokuma NISHIOKA

西岡德馬

柳田建司

坂町達の先輩で川越学院野球部OB会長。仲間思いで熱い心を持ち、マスターズ甲子園への挑戦にもすぐに乗り気になる。ノリの起こした暴力事件に人一倍強い反感を抱き、美枝がノリの娘と知り激しく非難してしまう。

Profile1946年10月5日、神奈川県出身。1970年に文学座に入団し本格的に芸能活動を始める。『極道の妻たち』シリーズや「名探偵キャサリン」シリーズ(TBS)など、数多くの作品に出演を重ねる。近年の映画出演作は、『僕達急行 ‐A列車で行こう‐』(12)、『神様のカルテ2』(14)など。

村木仁Jin MURAKI

村木仁

山下徹男

川越学院野球部の元キャッチャー。太っているがバッティングセンスは抜群で、高校時代はクリーンナップを打っていた。今は、同じく太った息子のいる少年野球チームのコーチを務め、カッコいい父の姿を見せるためマスターズ甲子園への挑戦を決意する。

Profile1965年4月1日、新潟県出身。1994年、つかこうへい演出「飛龍伝」に出演。「広島に原爆を落とす日」(97)への出演をきっかけに劇団☆新感線に入団。以降、同劇団に欠かせない役者として定着する。主な映画出演作に『ゲロッパ!』(03)、『笑う大天使』(06)、『悪夢探偵』(07)など。

堀内敬子Keiko HORIUCHI

堀内敬子

高橋夏子

高橋の妻。失業中の高橋にいつも変わらず明るい言葉をかける。高橋の甲子園に対する複雑な思いも知っていて、マスターズ甲子園への挑戦にも何も言わず優しく見守る高橋の良き理解者。

Profile1971年5月27日、東京都出身。1990年に劇団四季に入団し数多くの作品でヒロインをつとめた。退団後は舞台のみならず、ドラマや映画にも多数出演。主な出演作に「THE 有頂天ホテル」(06)、「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」(11)、「東京全力少女」(NTV/12)、「横道世之介」(13)、「夜のせんせい」(TBS/14)、「ディア・シスター」(CX/14)など。